熱と節々の痛み(関節痛)がセットで出たら
熱が出たときに、よく関節の痛みの症状が出ることがある。
「節々が痛い」という表現で用いられることが多い状態だ。
この関節の痛みを、以下では関節痛と呼ぶことにする。
関節痛は、基本的には典型的な風邪における熱に伴って出る症状と考えてよい。
このため、このブログでお伝えしている通り、咳、鼻水、喉の痛みといった、典型的な風邪症状があるのであれば、風邪+αの症状と考えてOKだ。
逆に、風邪の症状がないのに関節痛がきたら要注意。
この場合に疑うのがインフルエンザの感染だ。特にインフルエンザが流行しているときにこの症状が出たら可能性が高くなる。
また、関節痛がひどくなり関節炎という状態になると、痛み以外にも赤くはれたり、はれた部位をうまく動かせないといったことが起きうる。
この場合は、パルボウイルスや風疹にかかっている可能性も考えられる。
ちなみに関節炎の部位が1カ所だと痛風、2カ所以上だとパルボウイルスや風疹に可能性が高いのだが、これ以外の場合もあるのであまり深く考えなくてよい。
とにかく、あまり難しく考えずに、痛みがある部位が「はれているな」と感じたら、病院へ行くと考えよう。