熱と頭痛の症状がセットで出たら

今回は、熱と頭痛の症状がセットで出た場合を考える。

この場合は、さらに咳、鼻水、喉の痛みなどのいわゆる風邪の症状が出たら、風邪による発熱に伴って頭痛が現れたと考えてよい。

つまりは風邪の症状もあるなら、風邪の延長線上ということだ。

この場合の治療は風邪と同じで良いので、家で安静にしておけば自然によくなるだろう。

 

ただし、頭痛が激しい場合は要注意。

髄膜炎の可能性がある。

頭痛により、ぐったりしていたり、嘔吐を伴っていたり、意識相ががある場合は、髄膜炎の可能性がかなり高くなる。

激しいの定義が難しいが、今まで感じたことのない激しい頭痛だったら、髄膜炎の可能性を疑うのがよい。

そのほかにも、普段と比べて組が曲げにくいような状態のときも、髄膜炎を疑い病院を受診しよう。